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ブログAlways blue skies behind the clouds

インターンシップ生の感想(東京事務所)

東京事務所でのインターンシップを終えて

 

一橋大学法学研究科法科大学院3年 園田 靖大

 

 私は、困っている人の相談にのって、悩みを解決したいと考え、弁護士になることを志望しました。法科大学院の授業で、実際の法律相談に立ち会いや、模擬相談を行う機会がありした。その際には、法律相談に来た人の悩みを聞き出すことの難しさや、相談を通して相談に来た人に何らかの解決方法を示す重要性を学びました。そして、法律相談を受け、受任した後、弁護士はどのような活動をするのかを知りたいと思いました。一般民事を扱っている事務所でインターンシップを行っている事務所は少ないです。そのような中、陸前高田事務所のインターンシップに参加した同期の紹介を受けて、そらうみ法律事務所がインターンシップを行っていることを知りました。そこで、一般民事の事件を中心に扱っているそらうみ法律事務所のインターンシップに参加しました。

 

 インターンシップでは、訴状の起案や内容証明郵便を書く仕事、弁論準備手続の立会い、依頼者との打ち合わせ等、様々な業務を体験することができました。訴状の起案では、実務家である弁護士に見てもらえる機会はなく、とてもいい経験になりました。その際には、訴状の形式面だけでなく、なぜそのような構成をとったのか、どの条文が根拠になっているのか等、法律論の基礎の指導を受けました。弁護士になった後でも、法律論の基礎は重要であり、ロースクールでの勉強が大切であることを実感しました。

 

 また、依頼者との打ち合わせでは、依頼者が考えていることを丁寧に聞き出して、無理のない範囲で依頼者の意見を取り入れ、方針を決めているという印象が強かったです。弁護士は、法律のプロとして自分の考えを依頼者に押し付けるのではなく、依頼者の意見や考えを取りいれ、そこから解決策を考えていくことが大切であること実感しました。

 

 そして、弁護士先生とお食事の際に、弁護士過疎地域の活動について聞く機会がありました。過疎地域の弁護士は、どのような事件でも対応する必要があることを知りました。また、困っている人は、私の身近だけなく、様々な地域にいることを実感しました。

 

 今回のインターンシップを通して、一般民事における弁護士の活動だけでなく、法律論の重要性や、弁護士過疎地域での弁護士のあり方などを聞くことができ、とてもいい経験をすることができました。5日間、ありがとうございました

事務所説明会・弁護士採用予定のお知らせ

そらうみ法律事務所では、今後、72期・73期(予定)の司法修習生、もしくは、若手弁護士の採用を予定しています。

 

そらうみ法律事務所は、東京(渋谷)本店のほかに、奄美大島(鹿児島県)、陸前高田、久慈(岩手県)に支店があり(来春、石垣島、沖縄本島にも支店を持つ予定です)、弁護士過疎地での活動に法人として取り組んでいます。

採用後は、1~2年東京事務所で養成を受けたうえで、弁護士過疎地にあるそらうみ法律事務所の支店への赴任を予定しています。

「どんな活動をしているのか知りたい」という方や、「将来弁護士過疎地での活動をしたい」との考えがある方を対象に、事務所説明会を開催いたします。

 

【日時】 2019年10月4日(金) 18時00分〜

    説明会後に懇親会も開催する予定です。

 

【場所】 東京事務所 東京都渋谷区渋谷4−5−6 渋谷トキワビル301

    渋谷駅もしくは表参道駅より徒歩10分

 

 

参加を希望される方は、件名に「説明会参加希望」と入力の上、

,名前

属性(出身ロースクール等)

懇親会参加希望の有無

ぅ瓠璽襯▲疋譽

をご記載いただき、下記の連絡先宛てに、メールをご送信ください。

 

(担当)在間(ざいま) zaima@soraumi-law.com

 

なお、応募多数となった場合、先着順で締め切らせていただきますので、ご了承ください。

 

 

また、弁護士採用予定については、日弁連のひまわり求人求職ナビにも掲載しています。

https://www.bengoshikai.jp/kyujin/search_shushusei_office_detail.php?id=7216

瀧上弁護士 事務所移籍のお知らせ

陸前高田事務所の弁護士瀧上です。

 

弁護士法人空と海の設立から約3年間活動させていただきましたが、このたび、新しい震災復興の拠点で活動するため、本年9月より下記の事務所に移籍することとなりました。新事務所は、弁護士は当職1名の個人事務所となります。

 

なお、これまで当職が担当しておりました事件等業務につきましては、陸前高田事務所が引継いで担当するものと、当職が継続して担当するものとに分かれることとなります。当方からも個別にご連絡差し上げてはおりますが、何かご連絡ございましたら陸前高田事務所もしくは下記の新事務所にお願い致します。

 

陸前高田の皆様には、3年もの間陸前高田事務所をご支援いただき、ありがとうございました。今後の陸前高田事務所の活動は、三森祐二郎弁護士が担ってゆくこととなります。
今後とも、弁護士法人空と海、並びに新事務所のご支援を宜しくお願い申し上げます。

 

(新事務所)
〒028-1131 岩手県上閉伊郡大槌町大槌第15地割46番地8
 震災復興をめざす岩手アザレア法律事務所
 tel 0193-55-6670
 fax 0193-55-6671

インターンシップ生(奄美事務所)から感想が届きました。

 京都大学法科大学院修了生  岡本 共生  

 

 私は人の役に立ちたい,人のために働きたいという理由で法曹という職業に興味を抱きました。そして,3つある職業のうち,弁護士になるのであれば,その際には,弁護士の数が圧倒的に足りないが故に解決できるはずのことも解決されないといった不合理な状況を変えたい,そうでなくとも困っている人がいるのであればすぐに手を差し伸べ最善の解決を導きたい,と考えていました。  

 

 ところで,大辞泉で「街弁」を引くと,「《街の弁護士の意。「マチ弁」とも書く》個人で開業し、主に地域住民からの依頼を受ける弁護士。」とあります。弁護士になるなら「街弁」が近いのかな,いやいや企業相手であっても困っていることに変わりないし「街弁」にこだわる必要はない,このように「楽天的」に悩みながら大手事務所の就活をしていたところ,そらうみ法律事務所のインターンシップの存在を知り,他事務所でも行われているサマークラークと同様の感覚で応募に至ったというのが恥ずかしながら正直なきっかけでありました。  

 

 結論から言えば,今回のインターンシップは,「現実」を突き付けられ,「予想」を大きく覆すものであり,「現実」を知るとても貴重な機会でした。一般の人や進路に悩む法学部生,現在進路をあまり深く考えていないor考えないロースクール生がイメージする,まさに弁護士の職務に触れることができました。あらゆる社会生活上の問題に困っている人が街にいて,先生方が拾い上げ,解決する,まさに何でも屋としての街弁です。  

 

 加えて,弁護士過疎地域特有の問題として,「敷居を下げ」,弁護士を「お得に」感じてもらうべく取り組まれている姿に触れることもできました。弁護士にも様々な専門分野が存在しますが,まだ実務を知らない無知な時期だからこそ,一度でも自分の目に焼き付け,先生方や地域の方と触れ合う機会はとても有益であると強く思います。今回私はお世辞抜きに,予想を遥かに超える経験をさせていただきました。

 

 貴重なお時間を割いて未熟な私に多種多様な経験をさせていただいた,鈴木弁護士,菅野弁護士をはじめ事務局職員の皆様には本当に感謝しております。本当にありがとうございました。

2019年8月29日

インターンシップ生(陸前高田事務所)から感想が届きました。

「あなたの知らない弁護士の顔・あなたの見るべき弁護士の顔 〜タカタの「空と海」を見ずに弁護士になりますか?〜」

2019年8月22日

京都大学大学院法科大学院修了生 岡田美奈

 

1 はじめに  

 この文章をお読みになっているあなたは、弁護士の「顔」をいくつご存知でしょうか。 「弁護士の具体的な仕事内容なんてイメージできない。」、というあなたは、そらうみインターンシップにご応募を。訴訟の代理人、法律相談、契約書の作成。摩天楼のオフィスで打合せ、終日パソコンの画面を見つめ、書面と格闘する日々。「こんな感じでしょう?」。そう思われたあなたも、そらうみインターンシップにご応募を。そらうみインターンシップに参加して頂くと、あなたの知らない弁護士の顔・あなたの見るべき弁護士の顔に、出会えるはずです。

 

2 応募のきっかけ  

 私は、従前から、いわゆる司法過疎地域での弁護士の活動に関心を持っておりました。しかし、実際にそのような地域でご活動なさっている弁護士のお仕事を拝見する機会には、あまり恵まれませんでした。また、弁護士の少ない地域であれば各弁護士のご負担も大きいはずで、公設法律事務所等の見学を自分から申し出て、お時間を割いて頂くことにも躊躇いを感じておりました。とはいえ、いつか司法過疎地域で働きたいなら、間近でお仕事の様子を拝見しておきたい。そんな中、弁護士過疎地域での活動経験をお持ちの弁護士が立ち上げられた、そらうみ法律事務所のインターンシップの存在を知り、応募を決めました。

 

3 陸前高田で見たいくつもの弁護士の顔  

 私がインターンシップ生として採用されたのは、陸前高田事務所でした。陸前高田は、ご存知のとおり、先の大震災で壊滅的な被害を受けた場所です。また、司法過疎地域で、震災前から弁護士が存在しておらず、震災の約1年後に「いわて三陸ひまわり基金法律事務所」が開設された場所でもあります。震災後は、「いわて三陸ひまわり」の初代所長に就任なさった、そらうみ法律事務所ご所属の先生を含め、市外から集まった弁護士が仮設住宅等を巡回し法律相談会を行われました。

 そして、その巡回法律相談会は、現在もなお継続して実施され、今や322回を数えるのです(2019年8月現在)。震災から約8年半経ち、状況は少し変わりましたが、まだまだ震災が原因で苦しむ方が大勢いらっしゃること、陸前高田が司法過疎地であること、は変わっていません。そのような場所で、弁護士はどのような活動をなさっているか、ご想像がつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。  地域の人的・物的事情に関するお話に細やかに耳を傾けつつ、的確に法的問題を掬い上げる法律相談。勿論その場所は、事務所内に限りません。ある時は仮設住宅等、ある時は市役所、またある時は法テラスのプレハブ、必要とあれば相談者の方のご自宅や法テラスの専用車の中ででも。求めがあれば、駆けつけて法律相談!  

 また、陸前高田を拠点とするNPO法人や企業の活動を法的にサポート、一緒に陸前高田をもっと元気に。さらに、震災に起因して生じた地元の法的問題を公的機関とも協議。ただし、法律家という立場から、法的な回答を心太の如く押し出して終わってしまうのではなく、震災後の陸前高田のこれまでの歩みを知る弁護士でいらっしゃるからこそ、これからの陸前高田を照らす解決策を建設的に模索。弁護士会の委員会活動では、事務所に持ち込まれた震災に関する案件を紹介し、震災となお向き合って暮らさざるを得ない方々と日々接する弁護士として、災害関連死を含む震災に関する生の問題を提起。陸前高田外の弁護士とも問題意識を共有し、議論し、声を上げるため必要な行動を促す。 そして、街を歩けばあちこちで、地元の方から「先生!」と笑顔で声をかけられ、目を輝かせて談笑。私が、陸前高田の広い空と海の間で出会ったのは、そんな弁護士の顔の数々でした。

 

4 弁護士を目指すあなたに  

 弁護士にアクセスできないばかりに、それが法的な問題であることさえ知ることができず、長年悩みを抱え続けてこられた方々。未だ震災の爪痕が、目に見えるものも・目に見えないものも存在している陸前高田。司法過疎と震災という問題を背負わざるを得ず、苦しんで来られた方々に、弁護士としてできることを考え、一歩一歩足を進めるそらうみ法律事務所の先生方。  

 そらうみ法律事務所の原点の一つは、陸前高田の地です。司法過疎地域であり、そして震災のために一瞬であらゆるものが奪われてしまった場所。そのような場所であればこそ、学んだ法律の知識を社会で活かしたいと志す者は、困っている誰かのために「法律にできることは何か。」「法律家にしかできないことは何か。」、という問いと強く向き合えるのではないでしょうか。  法律問題は、どこにでも存在します。けれど、その法的解決方法が一つではないように、法律問題との弁護士としての向き合い方も、唯一無二の答えが用意されているわけではありません。それは、どんな場所で働く弁護士にも共通してあてはまることではないでしょうか。そして、陸前高田のような司法過疎地域では、弁護士の多様な可能性をきっと発見・再認識して頂けるはずです。  

 これから弁護士の道を目指す方には、どんな場所で働かれるにせよ、弁護士の顔は一つではないことを、同じ道を目指す者としてお伝えしたい。ただ、この拙い文章では、その大切さも、魅力も、100パーセントお伝えすることなどできません。  

 ですから、どうぞあなた自身、そらうみインターンシップ生として、そらうみ法律事務所の先生方に会いに来てください。司法過疎地で走り続ける弁護士として、先生方の咲かせる沢山の素敵な「顔」が、あなたをお待ちしています!