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奄美トラブルシューター研修会へ参加しました

 10月6日に開催された「奄美トラブルシューター研修会」へ鈴木・菅野が参加しました。

 トラブルシューター(TS)とは,地域で暮らす障害者と地域社会との間でトラブルが生じたときに障害者やその家族を守るために活動する人のことを言います。日本では,「NPO法人PandA-J」(Protection and Advocacy Japan)がトラブルシューターとしての活動を行っていることで知られています。トラブルシューターとなるのに国家資格などは必要ありません。誰もがトラブルシューターとして活動することができます。

 

 今回はトラブルシューターとしての活動のうち,刑事手続における障害者への支援(弁護士を含む司法と福祉の連携)について,当事務所の鈴木が講師を務めました。特に知的又は精神障害者が被疑者や被告人となった場合,自分の置かれている状況把握が上手くできなかったり,捜査機関や裁判所へ自分の気持ちや言い分を上手く伝えることができないことで,適切な弁解ができず,身体拘束期間が延長される原因にもなります。

 また,知的又は精神障害の場合,外見から当然その障害がわかるわけではなく,司法関係者(裁判所・検察・弁護士等)の全てが,その障害を見逃して刑事手続が進められてしまうおそれもあります。そのような場合,普段から障害者と関係の深い福祉機関からの情報提供等が重要となります。

 私たちもトラブルシューターのひとりとして,今後も,今回のような研修会を通じて福祉機関の方々との関係を深め,福祉機関の方々とともに障害者への支援を行っていきたいと思っています。

 

(奄美事務所 弁護士菅野浩平)