弁護士の在間です。
先月(10月13日)、神戸市の神戸海星女子学院で開催された近畿カトリック学校連盟の校長研修会に招いていただき、講師を務めました。
近畿カトリック学校連盟は、その名のとおり、近畿地区のカトリック系の学校が加盟する団体です。
私の出身校の六甲中学校・六甲高校は、イエズス会を母体とする中高一貫校で、私が学生時代にお世話になった先生からお声掛けいただき、今回、講師を務めさせていただきました。
講演のテーマは、「弁護士活動を通して見えた東日本大震災の課題」として、今もなお現在進行形で山積されている様々な被災地の問題についてお話させていただきました。
講演の模様は、ご参加いただいた大阪聖母学院小学校の荒川伸二校長先生にブログでご紹介いただきました。
多くのカトリック系の学校では、東日本大震災の後、継続して、被災地に学生をボランティアに送り出していただいています。
被災地の現状を知ってもらい、次世代にその経験を伝えていくには、現地に来ていただくことに勝るものはありません。
今も変わらず、被災地を気にかけ、学生を派遣してくださっている先生方への感謝の念は尽きません。
今回の講演では、被災者お一人おひとりに寄り添うことの大事さを伝えさせていただきました。
ご参加いただいた先生方を通じ、若い学生の皆さんにもそのことが伝わればと思います。
私にとっては、中高生時代に授業を受けた先生を相手にお話させていただくという初めての経験で、これまでにないくらい緊張してしまいましたが、恩師との久しぶりの再会はとても嬉しい時間でした。
(弁護士 在間文康)