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ブログAlways blue skies behind the clouds

災害発生時の自治体による被災者の安否情報の提供

当職のコメントが岩手日報に掲載されました。
http://www.iwate-np.co.jp/kikaku/akashi/akashi170509.html

 

東日本大震災後、災害対策基本法が改正されましたが、「都道府県知事又は市町村長は、当該都道府県又は市町村の地域に係る災害が発生した場合において、内閣府令で定めるところにより、当該災害の被災者の安否に関する情報(次項において「安否情報」という。)について照会があつたときは、回答することができる。 」とされているだけで(同法第86条の15第1項)、どのような場合に回答できるか具体的なルールがありません。

 

大災害では、事前に準備していないことは発災時にも出来ませんので、事前のルール作りが必要です。
この記事の中での当職のコメントにもあります通り、「広域災害で自治体ごとに対応が異なることは混乱を招く原因になる。どういう目的で、誰に対して、どの情報を、どのように発信するか。国が枠組みを示して法律を定め、ルールを整理すべきだ」ということなのです。

 

しかし、喉元過ぎれば熱さを忘れるという諺にもあります通り、東日本大震災から6年以上が過ぎ、災害対応に関する議論が進まなくなっているのですよね・・・

 

(陸前高田 弁護士 瀧上明)

 

2017/5/1〜5/2 アバッセたかた開設記念無料法律相談会

弁護士の在間です。

 

5月1日・2日の2日間、陸前高田事務所で、アバッセたかたへの移転記念として、無料法律相談会を開催しました。

アバッセたかたは、陸前高田市内の嵩上げ造成地に新設された商業施設で、地元の商店が多く入居しました。

5月1日・2日は、所長の瀧上先生が外部の法律相談会の担当などで不在にしていることもあり、私が事務所での相談会の担当を務めました。

 

 

開催前はご相談に来ていただけるか不安でしたが、おかげさまで、2日間延べ7組の方に相談にお立ち寄りいただき、活況となりました。

中でも嬉しかったのは、「ちょこっと聞きたいことがあるから、チラシを見て、買い物のついでに来てみたんだ。」と立ち寄ってくださったお母さんがいらっしゃったことでした。

 

地元の商店で買い物をしたついでに悩み事を相談できるような、そんな身近で気軽な事務所でありたいと思います。

陸前高田事務所、奄美事務所、東京事務所、地域にかかわらず、そらうみ法律事務所のモットーですので、ぜひお気軽にご利用ください。

 

 

 

アバッセたかたのお隣には、公園と遊具があり、たくさんのお子さん達が遊んでいました。

これからの街並みを想像して、何だか楽しい気持ちになりますね。

 

 

アバッセたかたの中には、八木澤商店さん(老舗の醤油蔵さん)のやぎさわカフェがあります。

「みそパンデロウ」をいただいたのですが、これが絶品でやみつきになりそうです。

 

 

陸前高田事務所では、これからも、瀧上先生始めスタッフ一同、地域の一員として、市民の皆様からのご相談をお待ちしております。

私も月1回程度ではありますが、お手伝いに参りますので、どうぞよろしくお願いします。

 

(弁護士 在間文康)